skym27の日記

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【2023年ドラフト】個人的な推し〜投手編〜

 こんにちは、skym27です。気がつけばドラフト会議まで1ヶ月半、高校生の注目選手の大学進学か、高卒プロ入りかという報道が流れる季節になってきました。そこで今回は個人的な推しの選手、特に投手についてゆるーく語りたいと思います。大学生、高校生それぞれ1人ずつ紹介したいと思います。

 

 まずは大学生からです。今年は大学生投手がとても豊作だと感じます、その中でも圧倒的なのは東洋大の細野投手!と言いたい所なのですが個人的に推したいのが国学院大の武内夏暉投手です。武内選手は細野選手と同じサウスポーですが、単純な出力だけで言えば細野選手には及びません。しかし、私は武内選手の魅力はその完成度の高さだと思います。コントロールが良く、大学時の通算成績では62回を投げて与死四球8という驚異の数字を残しています。

 また変化球のクオリティも高く、あの出どころが見づらいフォームから投げられると容易には打てないでしょう。さらに先日の高校JAPANとの試合では最速153㌔を計測しました。勿論先発と中継ぎ、プロとアマという違いはありますが、"153㌔を出すことが可能"と分かっただけでも大きいと思います。現在プロで活躍している左腕の宮城選手や早川選手の平均球速が145㌔前後なのを考えると、武内選手の出力は現状でも十分足りており、これからさらなる上澄みを期待できるとなると魅力しかありません。

https://x.com/gudedora/status/1675473058080100353?s=46

 

 次は高校生です。今年の高校生投手は、注目だった平野選手が血行障害で投げられなかったり、甲子園で活躍した東恩納選手は進学希望をしていたりなどもあってかなりの不作となっています。そんな中で私が推したいのが幕張総合高校の早坂響選手です。早坂選手は地区大会5回戦で平野投手との投げ合いに敗れ、甲子園出場とはなりませんでした。この試合では6失点したのですが、170球投げた試合から中2日での登板だと考えると、疲労の影響も大きかったでしょう。

 早坂選手はMAX151㌔、平均145㌔前後のストレートに加え、真横に曲がるスイーパーのようなボールや、落差のある縦のスライダーを投げており、特にスライダーは高確率で狙った所に投げられており、コマンドはとても魅力的です。欲を言えばカーブなどの緩急をつける球種があると申し分ないと思います。制球面は若干不安がありますが、高卒投手なので過度に気にする必要はないかなと感じます。

 そして私が早坂選手を推す1番の理由は、高校生でありながら個人トレーナーの元へ通うという意識の高さです。今のプロ野球選手を見ていると潜在的なスペックや高いフィジカルを持っているにも関わらず、少しズレた方向性のトレーニングをしていると見受けられる選手がいるなぁと感じます。投げ込みや走り込みなどのあまり理論的とは思えない練習を過度に取り込んでるといった感じです。その中で、高い意識を持った選手はそれ自体が大きな強みになると思います。早坂選手はプロ入り後はダルビッシュ選手のように自分の進化のための近道を的確に理解できるタイプの選手になれると思います。

https://x.com/draftvid/status/1680596056785190914?s=46

 

今回は武内選手、早坂選手の紹介をしました。両投手とも何位で指名されるのか楽しみです。欲を言えば贔屓の楽天に来て欲しい野手編は気が向いたらやります。最後までお読みいただきありがとうございました。